Kj.Ack(ケージェー・アック)でございます。
はてさて、今回も通常回です!!
これは決して、読者投稿ネタを避けている訳では断じてなく、「作者取材のため休載」という技を使う訳にもいかず、また、それで休載すると、数か月単位で休載、、、みたいな事態に陥ってしまうのが目に見えておりまして、締切を徐々にぶっちぎりつつも、なんとか連載のテイを保っていこうかしら、と。
タイトルからもおわかりいただける通り、今回はお寿司です!
連載5回目にして、うち2回って、寿司比率高くない??
五反田って、寿司屋不毛地帯じゃなかったの???
なんて、お声がちらほら聞こえてきそうですが、揚げ物苦手おぢさんゾーンに入ってくると、お寿司屋さんで飲むって選択肢は、かなりかたい訳でして。
なんなら、冷食祭りな、「えだまめ」「ポテトフライ」「からあげ」…みたいなラインナップの居酒屋チェーンのコースで飲み会するくらいなら、もう、スシローとか、はま寿司とかで、1レーン占拠してみてはいかがでしょうか?ってな提案をしたくなってしまうほどに、安心な選択肢になってきちゃったりしてまして。
まぁ、そんな寿司ラブおぢさんな胃袋を念頭に置いていただきまして、今回もまずは、自分の趣向まとめから始めさせていただきます。
- 具なしのおむすびは塩むすびの独壇場だと思ってきていたが、だしむすびと出会い、ひとくち惚れしている。
- 一味よりも七味派で、黒七味がトップに君臨している。
- 居酒屋でチャーシューエッグを注文しがちだが、本当はハムエッグが食べたいと思っている。
- 家系ラーメン屋に入って、刻み玉ねぎのトッピングがなかった時の絶望感がハンパない。
- 奈良漬が急に食べたくなる時が、年数回程度、訪れる。
- オーセンティックなバーよりも角打ちで飲むのが好き。
- ほとんど飲んでない日の次の日も、大体お腹を壊しているので、健康診断の予約を流石に入れようと思い続けてはいるよ!
「お寿司屋さんで飲むって、高くない??」
そんなイメージをお持ちの方も少なくはないかと思いますが、お寿司屋さん程、客単価のふれ幅が広い飲食業態って、他にあんまりないんじゃないかなぁと。
客単:1,000~2,000円程度の大衆店から、客単:5万以上の高級店まで、行ったことのあるなしは別として、ぱっと浮かぶお店が誰しもあるはず。
江戸前寿司の原点は、立ち食いで、いわばファーストフードみたいなもんで・・・みたいな能書きは、他媒体のグルメ系の記事にお任せしまして、飲みすすめて逝くことに致しましょう。
シャリが旨いお寿司の安定感!!!
今回、サクっとガブ呑みさせていただくのが、「寿司処 都々井」でございます!
往年の五反田ユーザーであれば、「五反田駅の高架下の立ち食い寿司屋さんだよね?」ってな発言が飛び出すかもしれないのですが、今の場所に移転してから、早いもので、もう、5年も経つんだなぁ、と。
例によって、あまりに身近な存在であるが故のお店の外観とか、なんやらな写真を一切とっていないので、今回は、TikTokで投稿されているものをピックアップ!!
TikTokを引用したのには、それほど意味はなく、この記事の編集画面のモジュールにTikTok埋め込みみたいなのがあった為、ちょっと使ってみたくなったダケです。
「こんなビルん中にあんのね~」とか、「立ち食いってこーゆー感じか~」みたいな雰囲気は伝わったかと思うので、まずはかけつけいっぱい。
東京マラソン2024の給水所は、もう、スーパードライの一択で良いのではないかと。
お水よりも飲みやすい生ビールでございます!!
ここで、いきなり、上にぎりなどのお決まりセットで完結するという選択肢もあるかもしれない。
その一例を・・・との思いから、自分のケータイの過去の写真フォルダをひっくり返してみたものの、まぁ、出てくるわけがない。。。
どんな日も、やっぱり、つまみから行きたいよね、五反田の民は。
はい! きました!! つまみ三連チャン!!!
もうね、「眼福」という言葉は、この為に生まれたんじゃないかと!!!
そして、このラインナップきたら、胃袋と肝臓へのご褒美、「ジャパン」イクよねぇ~♪
常備されている日本酒ラインナップは、「あさ開」「千福」「尾瀬の雪どけ」の三銘柄となりますが、ここは漢の千福一択!!(店主が熱烈なカープファンなので)
・・・・・
と、千福ジャパンへ電撃加入したかったのですが、成人式は迎えた(尿酸値:7オーバー)ものの、まだまだ、ビール大学を卒業できていない訳でして、この日はこのまま、ビール党員としての活動を。
さて、そんな中、今回、MVPに輝いたのは・・・・・
のれそれ!!!!
日本を代表するロックバンド「人間椅子」の「のれそれ」という楽曲にこんな一節が。
のれそれって何だろか どうやらあなごの孫 太刀魚であるじゃなし 白魚でないじゃなし
はい~、これがすべて!!
淡泊でつるんとしてるんだけど、ほんのり甘みが、「俺、アナゴだかんね!!」って微かに主張してくる感じが愛おしい。
正式名称は、「レプトケファレス幼生」というらしいけど、やっぱり、「のれそれ」で良いと思う。
さて、ここで、ちょっと話の方向性がかわるのですが・・・
「ごはん(白米)の美味しい定食屋は間違いない」とか、「どんなに料理が美味しくてもライスがダメならダメ」といった、日本古来の格言がございます。
これ、お寿司にも、同じことが言えると思うのよね。
でも、世間のお寿司屋さんの評価は、「あそこはネタの鮮度と旨味が最高!!」とか、「あそこの雲丹は別格!!」みたいな感じに、ネタ中心に語られることが多い気がします。
でもね、やっぱり、シャリって重要じゃない!?
酸味の強さや、塩味の強さの好みは、人それぞれなので、どこのシャリがナンバーワン!!みたいな言い方をするのは難しいのだけれども、自分の好みに近いシャリのお寿司屋さんを知っておくと、幸せになれると思う。
それが、自分(Kj.Ack)にとっては、ココ、都々井さんなのです!!
バランス的には、柔らかい酸味と優しい塩味。
お醤油をつけて食べて、丁度良い仕上がり。
それでは、お好みで食べて参りましょう。
光物最高!!
白身大好き!!!
貝類至福!!
芽ネギとカイワレの癒し!!!
やっぱり、お寿司はお好みで~♪
お寿司の好みのポートフォリオみたいなのがあれば、初対面の人とお寿司屋さんで飲む時でも、幸せになりやすいのになぁって(サーモン、いくら、大トロ、みたいな人とは、たぶん、仲良くなれない)。
生サバが入荷されていたら、ゼッタイに食べるべき!!!
一段上の写真では、2人前を一皿に盛り付けてもらったので、「2カンずつの提供なの??」みたいになってしまったかもしれないのですが、都々井さんの強みは、1カンずつ注文できるところ。
これ、立ち食い寿司では、かなりありがたい!!!(結構、リーズナブルなお寿司屋さんでは、「お好みは2カンからでお願いします」な所も多いので・・・)
同じネタを何カンも食べる胃袋の余裕があるなら、色んなネタを食べたいおぢさんな自分でも、安心して一人寿司、できちゃうのデス。
それでは、お好みでの追加ギャラリーをお楽しみください。
あれ!? なんか、季節感おかしくね?? って思ったアナタ。
大正解!!!
このギャラリーの写真は、行った日も人数もバラバラ。
やっぱり、お寿司屋さんは、いろんな時期のネタを紹介したいなぁ~って思っちゃうモノ。
この根底には、やっぱり、シャリの好みが合うから!!ってのが大きいのかなぁと。
大分、おなかは膨れたけど、まだまだ、飲みたい。そんな時は・・・
こんな素敵な3点盛も可能!!!
「とびっこ」「カニミソ」「ひきわり納豆」の3兄弟!!!
ちみちみやりながら、グイグイ、ジョッキをあける!!
これ、日本のジョーシキ!!!
この日は、ようやくビール大学を卒業し、ウーロンハイ大学院へと進学しましたとさ(ジャパンデビュー叶わず・・・)。
そして、イイカンジに酔いもまわってきたら、巻物で〆タイム!!
芽ネギ納豆巻きは、納豆巻きに芽ネギを入れてもらったもので、定番メニューにはない巻物。
お客さんが落ち着いた時間帯だと、アレンジ巻物もやっていただけたり!?(非公式)
それはともかくも、かんぴょう巻き。
これまで一度もかんぴょう巻きのレーンを歩んでこなかったのですが、突然、舞い降りてきたかんぴょう巻きの存在。
お寿司屋さんのスイーツでありながらも、甘辛の別次元を開拓してくる伏兵感!!!
わさび増しで満足できなくなったら、涙巻き(わさび漬け)とガッチャンコすれば無敵モードに突入!!!
〆のつもりが、またジョッキがすすみまくるってな塩梅で・・・。
うっかりすると、立ち食いスタイルで、オーラスを迎えてしまうほどのポテンシャルを持った「寿司処 都々井」。
五反田の日常を是非とも体感していただけますと幸いデス。
おわり