Kj.Ack(ケージェー・アック)でございます。
今日は読者様の投稿検証企画を・・・実施する予定だったのですが、作者多忙の為、取材に向かえず・・・という状況になってしまいましたので、あえなく、休載・・・という訳にはいかず、今回も通常回としての「風俗街の飲み屋は当たりが多い」という決めつけ検証の連載記事となります。
今回は遊楽街からちょっと離れた五反田の西端の地へ。
街ブラ企画であれば、お店に向かうまでの街並みを小粋にレポートと行くところでしょうが、自分のフォトストレージ内には、風景写真なんてものは殆ど記録されておりませんので、今回もまずは、自分の趣向まとめから始めさせていただきます。
- チャーハンはオールドスクールなタイプが好み(パラパラでも、しっとりでも)
- 好きな焼きそばは、上海焼きそば(醤油味)
- 生ニンニク(特にすりおろしタイプ)を食べると大体、気持ち悪くなる
- 牡蠣の好きな食べ方は、蒸し牡蠣
- 甘味処ではところてん(ポン酢)を注文しがち
- 長きに渡って冷水派だったが、最近、白湯の美味さに気づき始めている
- 昨夜はテキーラを飲んでいないのに、その分、ワインやシャンパンをたくさん飲んだので、正露丸だけではストッパーにならない程、おなかを壊しているよ!
「二日酔いには炭水化物」という魔法の言葉を信じ、ラーメン・餃子・ライスをバチバチにキメた直後に本記事を書き始めてしまっておりますが、おそらくいつもと変わらないテンションでお届けさせていただけるのではないかと。
※こちらの画像は、今回の記事の内容とは一切関係なく、自分が今回の記事を書き始める直前に食べたものとなります(魁力屋 五反田店)。
通し営業の町中華は呑兵衛の強いミカタ
皆様は、町中華、好きですか?
自分は大好きです!!、、、というか、ビール好きな日本人は、40歳を越えると、皆、町中華が大好きになるといいます。
そうでもなければBSとはいえ、こんな素敵な番組が毎週放送されることに説明がつかないのです。
ちなみに五反田の放送回では、「平和軒」と「梅林」が紹介されておりましたが、今回は別のお店。
「味の店 錦 不動前店」になります。
平和軒の酢豚も、梅林の五目チャーハンも大好きなのでありますが、この2店舗にはあって、今回ご紹介させていただく「味の店 錦 不動前店」にはないものが、ランチタイムとディナータイムの間の中休みなのです!!
そう、五反田の民は、いつだって飲みたいのデス!!
「あれ?不動前店って??」ってなツッコミはスルーさせていただく、、、というか、住所的にはれっきとした西五反田なので、不動前駅のすぐそばであっても、五反田なのです!!
■味の店 錦 不動前店(東京都品川区西五反田5-10-6)
これだけ写真貼っつければ、もう、迷わない!!
やっててよかった、年中無休の通し営業!!
入店直後に瓶ビールを注文すればのどごし命なスーパードライ!!(中瓶)
瓶ビールをイチオシしたいのは、本気で秒で出てくるから!(生ビールは人数分出すのにどうしても時間がかかる・・・)
「あてくし、最初から、ウーロンハイなのよ」な方も、まずは瓶ビールでのどを潤してもらいたい!!
日本のことわざには、「町中華のお茶ハイは、かたい(アルコールが濃い)。」というものがありますが、こちらのお店のチューハイ系もカチカチな(かなり濃い)ので、ファーストドリンクは、是非とも、ライトなアルコール度数の瓶ビールで、喉を潤わせて欲しいのデス!!
そして、瓶ビールで心を落ち着けながら、メニューを眺めれば・・・
取り急ぎのスピードメニューは、冷やしトマトともやしナムル!!
割と攻めた塩加減なので、まぁ、ビールがすすむ君!!
この2品だけでも、瓶ビール2~3本は確実!!
写真に子供の手が写っていることからも、家族連れにも優しいお店なので、家族団らんで酔いどれになることも可能。
町中華で飲むなら、炒め物はテッパン!!
肉茄子味噌炒めは、メニュー名に”肉”をつけているだけのことはあるなぁと腑に落ちるくらいの肉量。
お手本のような強火で炒められた茄子味噌は、問答無用で、優勝!!!
七味をかけて、さらにアルコールの進みを加速させるもよし、お酢をかけて、キモチサッパリさせて、グイグイ、ハイをあけるのもよし!!
「味噌って、炒めると美味しいよね」ってな、どうでもよいことを口走ってしまうくらいに酔えるツマミ、それが味噌炒めなのデス!!
「お酒の濃さは人それぞれ」
濃い度数で、ガツンと効かせたい呑兵衛もいれば、軽めな度数で杯数を重ねたい呑兵衛もいる。
※ちなみに自分は、割と後者寄りだったりします。
町中華のカチカチ具合は、ちょっと、、、という場合は、ボトルがオススメ!!
割材のウーロン茶は、1リットル単位で出してもらえるので、安心安全、適度な濃さのウーロンハイを重ねながら、おつまみメニューを・・・
これらのアテを平らげてハイを重ねれば、まぁ、いい感じに・・・って、なんか、サラっと流しすぎてない!?って思ってしまったそこのアナタ!!!
その反応、大正解です!!!
今回の本題、、、というか、最大の主役は、、、もう一度、黄色い看板を眺めてみましょうか・・・
黄色い看板に書かれた料理名。
「支那麵(ラーメン)」「焼麺(やきそば)」「餃子」。
どれも、町中華の定番メニューで、看板の何個かの電球が切れているところも、信頼度がアップし、期待値は高まる一方ですが、今回の最大の主役にして、個人的、この店ナンバーワンメニューなのは、、、
炒飯
ちゃーはん!!!
そう、ここ数年、自分の五反田チャーハンランキングナンバーワンが、こちらのチャーハンなのです!!
このナンバーワンチャーハン。
いつでも、いつまでも、気軽にありつける訳ではないところも魅力のひとつだったり。
キーワードは、「無休の通し営業」。
この営業形態から読み取れるのは、そう、料理人が複数人存在するということ。
飲食チェーン店あるある、「○○店のレバニラが美味しい」みたいなクオリティのバラつきが存在するのです。
そして、ここで、もうひとつのポイントを!
中国系の料理人の方ではない、どこの国籍かわからない料理人の方のチャーハンが絶品!!!
中華だから、中国系の料理人の方が旨いだろう、というステレオタイプを木っ端みじんに砕いてくれるのデス!!
それでは、改めて、どこの国籍かわからない料理人の方のチャーハンがこちらです。
しっとりしつつも、パラパラに炒められた王道チャーハン!!
てっぺんに乗せられたカニカマのセンスもまさに多国籍!!!
おつまみメニューは、比較的、攻めた塩加減のものが多い中、このチャーハンは、優しい!!
大盛いっちゃっても、おそらく、くどくならない仕上がり(写真は普通盛)。
ゴロっとチャーシュータイプではなく、細かくダイス状に刻まれ、まんべんなく、散りばめられているので、みんなでシェアしても叉焼戦争が起こらない!!
一度で、絶品炒飯に出会おうとするのではなく、何度も足を運んでみるのが吉。
はてさて、ここで余談をひとつ。
実は、料理写真ばかり残っていて、これまで何度も行っているのに、お店の外観とかは、一枚も撮ってなかったことが判明した為、この記事の公開日の前日ランチに再訪しちゃっていたり。
ちなみにこの豚ロース生姜焼き定食を炒めたのは、、、どこの国籍かわからない料理人の方でした!
何気にラーメンスープよりも、定食についてくるわかめスープの方が美味しい(笑)。
おわり